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呪われたお姫様

呪いを受けたお姫様が云いました。

「この呪いを解いてくれた人と結婚する」

そのセリフに村人は集まり、我こそはと呪いに立ち向かいました。

しかし村人はお姫様の呪いを見た瞬間に逃げ出してしまいます。

お姫様は無数の蛇で覆われていました。

それだけならいざしらず、お姫様に巻きついた蛇が、村人に云うのです。

「この姫と結婚する者を呪ってやる」

村人は混乱しました。

お姫様の呪いを解こうにも、蛇がそれをさせません。

そして、村人は口々に云いました。

「呪われるのは絶対イヤだ」

「自分が呪われてまで人を助けるなんてできない」

「呪われた人と結婚なんかできるか」

お姫様はその言葉を聞き、嘆きました。

今までに幾つの「助ける」という言葉を聞いたでしょう。

中には「呪われたって構わない」という言葉を云ってきた者もいます。

お姫様はその言葉をただひたすらに信じ、助けを求め続けました。

しかし、お姫様を助けてくれる人は誰もいませんでした。


蛇は云いました。

「人間なんてこんなものだ。オレならお前を愛してやれる」

お姫様はその言葉を聞いて、

「お前が私を呪わなければこんなことにはならなかった」

と云いました。

しかし、蛇は続けます。

「例え呪われていようと真にお前を愛する者がいれば呪いなど恐れずにお前を助けるはずだ。

しかし、誰もお前を助けなかった。

憎くはないか?

悔しくはないか?

オレならお前の力になれる」

お姫様は悩みました。

確かに、村人は誰も自分を助けなかった。

実を云うと憎いという感情さえある。

誰も自分の苦しみを知らない。

この苦しみを村人にも味わわせてやりたい。

お姫様は村人に復讐の念を抱きつつ、決心しました。


お姫様は蛇と結婚し、蛇の呪いを一身に背負いました。

お姫様の髪の毛は蛇のようにうねり、目は赤く血走っています。

その姿を見た村人は云いました。

「化け物だ!」

お姫様は云いました。

「なんとでも云いなさい。

あなた達もこうなるのだから」

そして、お姫様は村人全員に呪いをかけていきました。


壊れていく村を見ながら一人の青年が云いました。

「助けなかった村人が悪いのか。

助けを求めたお姫様が悪いのか。

ただ一つ云えることは、蛇だったオレ自身の呪いが解けたということか」

青年は何事もなかったかのように、村から立ち去りました。




蛇自身にも呪いがかかっていたオチ。うーん微妙。

蛇も必死だったんですね。

村人に邪魔されたら自分は人間に戻れないから。

蛇の呪いを解く方法は結婚することと見て間違いない(何


昨日書いた、

君が僕に助けを求めるのなら、

僕は君をいつだって助けてあげよう。

呪われたって構わない。

というのはこれのメモだったりする。


にしても昨日のやつと云い、童話みたいになってるな。

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