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突発性感情的自己破綻症候群

お願い…。

何も見なかったことにして。

私のせいじゃないの。

私は悪くないの。

だって、私は彼が好きだったんだもの。

彼の背中に刺さった包丁は私が故意にやったんじゃない。

私は病気なの。

カッとすると、意識が飛んで記憶がなくなるの。

だからそんな包丁、私は知らない。

気が付いたら彼が倒れてたの。

…でも、これだけは覚えてる。

悪いのは彼。

彼が私の病気の引き金を引いてしまったの。

そう、彼は私を裏切った。

私は彼をこんなにも愛していたのに、彼は私を捨てようとした。

私を弄んだ挙句、捨てようとした。

それが許せなかった。

そう思った時、私の意識が飛んだの。


だから、

彼を殺したのは私じゃない。


私は何も悪くない。

悪くない悪くない悪くない……。

悪いのは彼。

そう、彼。

彼が私の病気の引き金を引いた。

彼が引き金を引かなかったらこんなことにはならなかった。

だから、悪いのは彼悪いのは彼悪いのは彼……。


ねぇ、あなたは信じてくれる?

私のことを信じてくれる?

私の云ったことを信じてくれる?

彼の背中に刺さった包丁を私が抜こうとしても、あなたは私を信じてくれる?

ねぇ、何か云って。

何か云ってよ。

そんな目で私を見ないで。

信じて。

私を信じて。

私だけを信じて。

信じて信じて信じて……。

お願いだから。

……その目があなたの答え?

私を信じてよ。

お願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願い……。

…嗚呼、あなたが私を信じてくれないから。

彼の背中にあるはずの包丁がなぜか手元に。



私を信じてくれなかったあなた。

あなたの顔面に突き刺さった包丁。

彼の背中には包丁の刺し跡。血溜まり。

私は彼とあなたに挟まれて、ただ泣いている。

誰も私を信じてくれなかったことに悲しみ、泣いている。

笑 い な が ら 。

嗚呼、次は私が包丁を刺される番かな?








「さ、物語書くか」と思い、「お願い…」と何となく書いたら思い浮かんだ作品。

地味に伏線を入れたり、謎だらけだったりするのは設定不足。


オレの書く物語に出てくる登場人物に名前はない。

時たまA君とかの適当な名前が入るが、あれは少年犯罪を犯したら「加害者A君」とかって書かれるのとかけてたりする。

で、まぁ、それは例外として、大体名前はない。

私、僕、あなた、etc。

名前をつけない理由はややこしくなるのもあるが、ぶっちゃけるとキャラの全体像を書くのが面倒だからやってない。

例えば、今回の「私」に名前が付いていたら、当然、「彼」にも名前があるわけで、「彼」と「私」がどういう経緯で付き合ってたのかっていうのも書かないといけない。

まぁ、別にしなくてもいいんだろうけど、名前をつけると中途半端で書き終えられないっていう個人的なポリシーがあるってわけです。

だからこれからも名前をつけることは滅多にないだろう。

オレは短編で、かつ、繋がりや伏線を乱用した物語を書きたいから。


ま、今回の話はちょっと微妙だけど。

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