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心臓と魂

 私には好きな男の子がいました。

その男の子は少年のような心を持った、でも少しドジで可愛い男の子でした。


 私は最初、男の子が自分の弟のような存在に見えて仕方ありませんでした。

私は男の子の姉になったような感覚で男の子と話し始めました。


 ある日、弟のようにしか見えなかった男の子が、たまに寂しげな顔をするようになりました。

私は男の子の寂しさを取り除ことうと悩みました。


 男の子のことで悩んでいると、胸の辺りがギュッとなるような痛みを覚えました。

男の子も私を心配して、顔を覗き込んでくれます。


 私は男の子の顔を見ることができませんでした。

私は男の子に恋をしてしまったのです。


 男の子は寂しい表情を見せながらも、私には笑顔を向けてくれます。

それが愛しくて堪りません。悲しくて堪りません。


 私は男の子に想いを伝えました。

男の子はまた私に笑顔を向けてくれました。


 しかし、男の子は私のことを姉のような存在としか見ていませんでした。

男の子も私と対をなす考えで、私と接していたのです。


 私は云いました。

私も最初は男の子のことを弟のように見ていた、しかしそれが恋心に変わった、と。


 男の子は云いました。

私が恋愛対象になることはない、だって姉のような存在だから、と。


 私はそれを聞いて、胸に秘めていた想いを止めることができなくなりました。

男の子を独占したいという気持ちが、私の体を支配しました。


 気が付けば私は男の子を殺していました。

そして、気が付けば私は男の子を抱きしめていました。


 しかし、男の子が私を抱きしめ返してくれることはありません。

私はまた、悲しくなりました。


 私の独占欲は未だに衰えることなく、体を支配しています。

私は男の子がもっと欲しくなりました。


 男の子の鼓動を感じるために、私は心臓を食らいました。

顔や手に鮮血が飛び散りながらも、グシャグシャと音を立て、心臓を食べ尽くしました。


 嗚呼、これで、これでやっと……。

私の体には男の子の心臓が、私の心には男の子の魂が根付くことになります。


 私は腹が裂かれた男の子の死体を持って、家に帰りました。

私は今から、男の子と同棲する予定です。


 幸セナ新婚生活ノ始マリ始マリ……。





恋とか愛とか、よくわかりません。

私は自分のそういう気持ちに気付くのは疎いほうなんです。

っていう感じの物語を思いつきましたので、それを「嘘の惨劇」に結びつけます。

ちなみにこれは「変質的な愛」の物語です。

当初と大分違いますが。


当初は、太った男の子(秋葉系)が、クラスのヒロイン的存在の女の子に恋をしてしまい、告白するが、振られ、「自分のものにならないのなら、殺してしまえばいい」とか云って、彼女を殺す。

で、極めつけのセリフが「君も僕のコレクションにしてあげるよ」。

っていう感じの物語がありましたが、ちょっとショボかったのでボツにしました。



物語とは全く関係ありませんが、日常において何かイヤな予感を感じます。

なんか怖いな。


来週の火曜日に「世にも奇妙な物語」があるようです。

15周年ということで、15本の物語を放送するとか。

10本はショートストーリーで、5本がメインストーリー。

楽しみですが、その日は入社式なんだよなぁ。

まぁ夜なので見れますが。

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