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赤い靴

靴をくれた人がいます
その人は足が不自由で
よく私のダンスを見てくれていました
でも...もらった靴は血のように真っ赤で...

私はいつものように言います
「私のダンスを見てください」
その人は頷きます 暗い瞳で
厭らしい笑みを浮かべながら

月を背に私は踊る
赤い靴を履いて 鮮やかに華麗に
でも...私は踊っていないのです...
私の足は...止まりません...

その人は笑います
悪魔のような笑みを浮かべて
「私に その動く綺麗な足を頂戴」
その人は手に斧を持っていました

私は驚きで声も出ません
その人は私に近づきます
動かない足を引き摺り ゆっくりと
その姿はまるで死神...

月が斧を光らせる
私の足は止まらない 踊り狂う
「死ぬまで踊る? 足を切る?」
その人はもう目の前...


私は未だに踊り続ける足を... 赤い靴を見ます
何をどうしようにも止まりません
私は死ぬしか それとも足を切るしか
助からないのでしょうか
私は...決意します

月は水面を映しだす
広がる波紋は血を運び 水面は赤く...
その水面を綺麗と言うのなら
それは少女の靴の色

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Author:ななし
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