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就職試験。

一生を決める大事な試験。

テストを頑張ってきたのも全てはこれのため。

この試験に受かればもう後は気負うものもなくなる。

しかし、もう全てが波乱だった。

試験の三日前には運動会があったし。

勉強が忙しくて時間ないのに「運動会の応援練習出ろ」とか云われるし。

目先の思い出を取るなら将来取るに決まってる。

将来潰されるくらいならクラスの思い出なんかいらない。

と、ずっと思っていた。

で、運動会本番。

一通り練習したことは覚えていた。

クラスの奴より練習量は低いが、目立つほどヘボくはなかったはずだ。

強いて云えばやる気のなさが滲み出てたくらいか。

まぁ何だかんだで運動会は終了した。

次の日。

放課後、面接の練習を行った。

オレと愛とI(♂)とH(♀)の四人でやった。

面接官は担任が行い、色々な質問を順番にしてくる形式。

こんな質問をされた。

担任「最近読んだ本は何ですか?」

kei「はい・・・・・菊池洋介さんの書いた『あきらめないで』という本を読みました。この本は菊池さんの体験談に基づいて書かれており、あきらめないことの大切さが分かる本です」

ここまで完璧に答えたのに、この質問は差別に繋がる質問だから答えなくていいと云われた。

なら聞くなよ。

無駄に脳を回転させてしまった。


担任「会社で質問されたらその質問は学校の指導によりお答えできませんでええぞ」

kei「はい。まぁ、そんな本ないけど

担任「!? ないんか!?」

I「作者まで云よったしあるんか思った」

kei「ないよ。適当に作った。詳しく聞かれたら、足を粉砕骨折してリハビリを頑張ったんです、って云うつもりだった」

担任「おまえ・・・(笑)」

kei「ハハハ」


やたらとウケがよかった。

他の女子も笑っていた。

その次の日も面接練習を行った。

上達したという実感がまるでなかった。


本番。

7時前には家を出て、30分前に着くように向かった。

場所が遠いので、朝早く起きなければならなかった。

試験場所に行く途中、学生を見た。

多分、こいつも同じところを受けるんだろうな。

案の定同じところだった。

自転車を停めて入り口まで歩く。

後ろから声がした。

「おはよう」

萌えだった。

kei「おはよう」

受付で「○○県立○○高等学校から参りました」とか何とか云ってるのが聞こえる。

受付で何て云うかを教えてもらった覚えはない。

急いで萌えに聞く。

kei「なんて云えばえん?」

萌え「○○県立○○高等学校から参りました○○です、でえんじゃないかな」

kei「・・・よし、ありがとう」

受付で教えてもらった言葉を云い、受験番号を受け取る。

それをもらい、試験をする部屋に移動した。

部屋の広さは教室と同じくらいで、備品が長机とちょっといいイスになった感じ。

自分の番号と同じ場所へ座る。

時間が有り余っている。

無駄口を叩くわけにはいかない。

じっとする。

頭の中ではJanne Da ArcやRADWIMPSの歌をエンドレスリピート。

15分前。

誰かがオレのことをじっと見ながら席に着いた。

その方を見ると、中学の知り合いのJだった。

オレの嫌いな奴。

あちらが気さくに手を挙げたので、適当に頷いておく。

時間になり、試験の説明が行われた。

A、B、Cグループに別れ、試験を行うらしい。

Aは面接、作文、健康診断。

Bは健康診断、面接、作文。

Cは作文、健康診断、面接。

オレはBグループ。

まず健康診断を行うため、病院に向かった。

廊下にあるイスに座り、順番待ちをしながら色んなことをしていく。

血圧やら採血やら。

また順番待ちをしているとJがオレにちょっかいをかけてきた。

何をされたかは忘れたが。

とりあえず無視した。


J「シカト?シカト?何で話してくれんのん?」

kei「(あぁうぜぇ・・・)」

J「シカト?」

kei「ハァ~~~(溜息)」

J「なんで溜息しよん?ねぇ?」

kei「(鬱陶しいから)」

J「お前調子のっとろ?」

kei「(こんなことを云う奴が本当にいるとは・・・)」

J「高校デビューかお前?」

kei「(ちょ・・・ブッ)・・・場所を考えろ」

J「は?何でやお前マジメぶりやがって」

kei「(いや、オレはマジメだ)」

J「話しかけてやりよんのに」

kei「(頼んでない)話しかけなくていいから」

J「お前試験終わったら覚えとけよ」

kei「ぜんぜん。忘れとくわ」


バカはバカのままか。

無視無視。

鬱陶しい奴の存在を消し、健康診断終了。

試験場所へ戻った。

作文を書きながら、面接の順番を待つ。

すごく緊張する。

この緊張で作文が書けなくなるのではないかと心配になる。

作文は書けなかったらアウトだ。

要点をまとめて、書き逃しのないようにしなければならない。

・・・あぁもう面接がオレの番だ。

名前を呼ばれて面接を行う教室に移動する。

入り口で大きく深呼吸。

コンコンとノックを二回。

「どうぞ」

ドアノブを押して部屋に入る。

面接官は四人いた。

ドアを閉めて前を見る。

kei「・・・・・」

なんて云えばよかったっけ?

お願いします?違うそれは前に出たときだ。ああ分からねぇ。ええっと?失礼?あぁそうだ失礼―――

「失礼しますってほら」

云われて気付く。

kei「失礼します」

ここからは学校で練習した通り行うことができた。が、

緊張で声も震えてなんかもうダメダメだった。

云いたいことは云えたが、もう、ね。うん。

kei「失礼しました」

練習不足でした。出直してきます。

できないが。orz

教室に戻り、作文を書き終える。

Cグループが面接を行い、昼食。

弁当は会社が用意してくれていた。

お茶も出る。

暑い、マズイ。

弁当もマズイ。

食うほうが辛い。

半分以上は食べて後はぼーっと過ごす。


午後の試験開始。

午後は国・数・英・一般常識のテスト。

さらに適性検査。

テスト勉強はぬかりなくした。

だからまぁまぁできた。

英語は自信ないけど。

五時になり、試験終了。

終わった、やっと終わった。

Jが出て行くの待って、席を立つ。

ボコられるのはイヤだからな。

殴られて向こうが取り消しになるのはいいけど、こちらが痛い思いをするのはイヤだ。

殴るなら顔以外にしてほしい。

隠せる場所じゃないと「どしたん?」とかの説明が面倒。

・・・よし、Jが出てった。

オレも出て行く。

オレとJの自転車を置く位置は幸運なことに正反対の位置にある。

あちらからは見えないし、こちらからも見ることはできない。

Jはオレと同じ高校の奴(同じく中学の知り合い)と帰っていった。

前方に群れで帰っている連中がそうだろう。

お、萌えがいる。


kei「どうだった?」

萌え「うーん・・・」

kei「オレもうダメ。面接トチった」

萌え「えぇー」


そんな会話をした後、オレは学校に向かった。

試験場所から学校は遠い。

学校に到着するまでにかなりの体力が奪われた。

Jとは出会わずにすんだ。

担任を探し、試験報告書を書く。

担任は教室にいた。

試験のことを話す。

勿論からまれたことも。

近くには愛がいた。

同じ日に試験だったようだ。

試験のことを教えあう。

その日は8時くらいになってようやく帰った。


一週間後。

一緒に受けた奴の一人(全部で三人受けた)が会社の人が来たと騒いでいたらしい。

オレも昼に聞きにいくが、「教えるのは放課後だ」と云われ教えてもらえず。

しかし騒いでた奴はもう聞けたらしい。

担任が違うからな。

結果は合格だそうだ。

その結果を聞いた別の奴がオレに話しかけてきた。

あぁこいつもオレの嫌いなタイプだ。

普段全く話さないのに話しかけてくるなよ。


「受かったん?」

kei「知らん」

「え?落ちたん?」

kei「(コイツバカだな)」

T「まだ教えてもらってないんだって。放課後に教えるって云われた」

「○○はもう受かったって云よったけどな」

kei「(知るか死ね)」


ただでさえこちらはドキドキしてんのに、なんでそれを煽いでくる。

オレが落ちたらせせら笑いたいんだろう。

醜い奴だ。

人のこと考えろよ全く。


昼休み終了のチャイムが鳴った。

向かいの校舎を見ると、担任がオレを手招きするのが分かった。

どうやら結果を教えてくれるらしい。

向かいの校舎に行き、教室に入る。

イスに座り、担任が肘をつきながら溜息をした。

担任「はぁ~・・・」

そしてオレに手を出す。

握手だろうか。

担任「おめでとう

kei「え?じゃあ?」

担任「合格じゃ」

オレは担任の手を掴んだ。

kei「よかったぁ~」

その後、担任からこれからも頑張れとみたいなことを聞いて終了。

教室に出ると、教室からTとヤツが「どうだった?」みたいなジェスチャーをしている。

手を挙げて「受かった」と教えてやった。


家に帰るとご機嫌な親。

合格はメールで教えておいた。

寿司を食べに行った。

本当はハンバーグのはずだったんだが。


kei「オレが合格したら何か美味いものを作って」

母「何?ステーキ?」

kei「ハンバーグ」

母「ハンバーグかい」

kei「いや、安くて美味いもんのほうが量的にいっぱい食べれるや」

母「わかった。作ったる」


しかし、教えた時間が遅かったので敢えなく寿司に。

まぁいいけど。

家にはシチューもあったので満足した。


数日後。

学校で騒いでた奴が聞こえるところで試験のことを話した。

どうせ、コイツとJは繋がってるだろう。

ケンカ売るくらいの気持ちで喋った。


kei「参ったね。試験の時にからんでくるバカがおるし」

浜「からまれたんよなぁ」

kei「マジ困るね。あのバカは。場所考えろって。落ちてくれりゃあええのに」

「あいつ受かっとるぞ」

kei「うわぁ最悪」

「お前Jは中学のころと全然違うぞ」

全く変わってないんだが。

そこへ藤(名前からモジった)が乱入。

藤「いや、でも試験でちょっかいかけてくるのはどうかと思うよ」

kei「だろ。絶対頭おかしかろ」


もう何も云い返せないようだ。

まぁ当たり前だろう。

全面的に弁護する場所がない。

祭りでバカやって内定取り消しになることを望むばかりだ。

あぁ・・・長い試験だった。

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